ネットで知り合った人と会った
先日ネットで知り合った人と会う機会があり、実際に待ち合わせをして会いました。
相手は30手前の女性で綺麗系の人(以下K子)で悪い印象はありませんでした。
なぜ会ったかと言うと、K子はボウリングが好きで僕も学生の頃よくボウリングをしており、「よかったら私たちのボーリング大会にきますか?」との事なので誘いに乗ったのです。
しかし私は人見知りなので「知らない人の輪に急に入るのがちょっと、、、」と言うと「じゃあ私と仲良くなってから行こう」となったので会うことになったわけです。
まずはカフェへ
合致してから「軽く飲み物を飲みながら話そう。」となったのでカフェに行くことに。
歩いている途中も人柄は良さそうだなと思っていました。
カフェにつくと先に席を取るために店内の奥へ、でも結構混雑していてどうしても隣に別の人がいる席取りになってしまいました。そこで私は「店の手前の方なら空いてる席が多いですよ」と言うと「人の行き来が多いから嫌」だと言うのです。その時はその理由で納得しましたが、その後の話を聞いたらあまり他人に聞かれたくない話だったから奥の席を探していたのだと思いました。
オーダーを注文して席に着いて、まずは自己紹介がてら仕事の話をしました。
それからボウリングの話をして、K子が写真を見せてきました。
K子「これが今日のボーリング大会を主催してる○○君。」
私「ふーん(ふーん)」
K子「毎月ボウリング大会を開催してて、これが この前の写真(大勢の写真やかわいい女の子も写っていました)」
私「へぇー(かわいい!いいな。行こうかなボウリング)」
他にも赤の他人の披露宴の写真を見せられて
K子「普通披露宴のお色直しって袴(はかま)とかじゃないですかー。でもこの人すごいんですよ。何だと思います?」
私「えー。難しい。んー。意外ですか?」
K子「かなり意外です(笑)」
私「んー着ぐるみ的な?」
K子「そう。ゆるキャラです。なんでしょう?」
私「何でしょー。(興味ねー)せんとくん?」
K子「惜しい。九州の方です。」
私「あっ。くまもん!」
K子「そうです。ほら(写真を見せる)」
私「あー。(めっちゃ低クオリティだ)」
K子「そのまま二次会行ったりして(写真を見せる)」
私「は、はぁ…(困惑)」
こういう着ぐるみかと思ったら、
もう苦笑いしかできませんでした。なんて言えばいいのかわからなかったのです。
その後バーベキューの写真も見せられました。ここまではただのバカで楽しそうだななんて思っていましたが、次に休日何しているのかの話になって少し空気が変わりました。
趣味の話で、ムム?
K子「休みは何してるの?」
私「休みはバイクでぷらぷらするか図書館に行くかですねー」
K子「友達と遊んだりしないの?」
私「誘われたら行きますよ!先週も買い物に行きましたし。」
K子「へー。趣味とかは?」
私「趣味は特にないですねー」
K子「なんか探した方がいいよ。」
私「んーでもお金かかることはあんまりやりたくないな。」
K子「なんで?趣味ならお金かけてもいいじゃん。」
私「いや、はまるかはまらないかわからない趣味にお金をあまり使いたくない」
K子「なんでお金貯めてるの?目的あるの?」
私「いや、今は使い道考えてないけどいつかお金を使ってもいいと思える物があれば使いたい」
K子「そういう人って絶対やりたいこと見つからないよ!(迫真)」
急にトーンが強くなったというか、熱くなったというか、ここで完全に「おかしいぞこの人」と思いました。
K子「とりあえず何でもやってみないと!」
私「友達の誘いとかには積極的に乗ってるんでその中で探してるんです。」
K子「あーどんな友達なの?」
ここで私の友達のリア充っぷりを自慢しました(笑)実際リア充で人脈もあって人柄もいい人です。
その友人は前の記事にも出た私の就活失敗を心配してご飯に連れて行ってくれた友人です。
趣味の話はここでいったん終わりました。
旅行の話で、苦笑い
旅行によく行くのかと言う話になって、そこでも勧誘がへたくそ過ぎでにやけてしまいました。
まずウユニ塩湖の写真を見せてきて「ここに行きたいなー」と謎アピール。その後海外に行ったことはあるかと聞かれて、「無い」と答えると
K子「なんでー卒業旅行で行ったらよかったのに」
私「海外って怖いじゃないですかー(ホントは行きたかったけど就活失敗で後ろめたかっただけ)」
K子「そっかー。でも友達を行ったら全然怖くないよー」
私「海外旅行に行った友達の話ではいきなり因縁つけられたりするらしいですよ。写真撮ってたら、『今撮っただろ。金よこせ』って言われたらしいんですよー。こわいでしょ」
K子「あー日本人はそういうのでお金渡す人多いかもねー。でも海外は全然怖く無いよ」
私「あー、日本でもまだまだ見てない所あるんでー」
K子「もしかして海外に興味ない?」
私「まーそんなに(大嘘。海外大好き。行きたい)」
と、ここで終わるかと思ったら国内旅行の話に
K子「私達よく集まって、クルーザーとか乗って遊ぶんですよー。そのクルーザーのオーナーさんが××市に別荘持ってて、そこにテニスコートとかバスケットコートあるんです。
テニスコートの面はウインブルドンと同じで3000万円かかったらしいんですよ。(写真付きで解説されました)」
私「わー。すごいっすね。(棒)」
K子「みんな水着でテニスとかして、水着でテニスなんて絶対できないでしょ。(かわいい子の水着写真付き)」
私「うーん(^_^;)」正直ドン引きでした。
後はそのオーナーの写真を見せられて
K子「これそのクルーザーのオーナーなんですけど、いくつに見えます?(おっさんの社sノンを見せながら)」
私「んー40くらい?かな(心の底から興味がない)」
K子「それがね。オーナー54さんなの。見えないでしょー。今は年中日焼けしてほら(黒光りのおっさんを見せられる)」
私「おー。(興味ねぇ)」
その後もバナナボートや水上トランポリンでエンジョイしてる若者の写真をたくさん見せてもらいました。
そして、ここでまたなぜか海外旅行の話に戻されて。
K子「これ私は行ってないんですけど(今まで一枚も本人は写ってなかった)これは1週間ヨーロッパ旅行した友達の写真ー」
私「ふーん」
K子「すごいでしょー。1週間なんで休んで旅行いけるかっていうとー(聞いてない)みんな会社勤めじゃなくでそれぞれ『権利収入』があるから!」『』内は強調してました
私「あー。」
ここで私が「権利収入って何!」と食いつくとでも思ったのでしょうか(笑)ニートやってるうちに胡散臭い情報ばっかり調べていたので知識がありました。
すかさずK子が権利収入についてフォローを入れます。
K子「それぞれダイエットスリッパを売ってるの。知ってる?」
私「いやー知らないっすねー」
K子「かかとの部分が無くて常に爪先立ちになるスリッパの事で、スーパーとかの便利グッツコーナーとかにおいてるの。」
私「へー。知らないっすわー(じゃあスーパーで買うよな?)」
たぶんここでK子も諦めたのでしょう。私も笑いがこらえられなくなってその後目が合うたびににやけてしまいました(笑)
他にもシンガポールのマリーナベイサンズ(屋上がプールになってるホテル)とかに泊まったり、など楽しそうな話をたくさん聞きました。
ここからはこっちのターンだ!
なんかリア充自慢されたので、逆にこっちもリア充アピールしてやりました。
私「僕もね。よく友達にバーベキュー誘われて、だいたい50人~70人くらい集まって今年も春と夏行ったんですよー。
その時ねジャグリングのめっちゃうまい人が来て見せてくれたんですよ!(ムービーを見せつける)」
K子「動画撮ってんのかーすごいな(ぼそっ)」
なぜか関心されました(笑)目の前ですごいジャグリングをやっていたらムービーをとっても不思議じゃないのになぜが関心するK子。私の事もライバルマルチと思ってるのでしょうか。
ちなみに相手はリア充アピールにムービーは見せてきませんでした。どうせネットで適当に拾ってきた画像なのでしょう。
私「後今年の初めにボード行きましたし(自分の写った写真を見せて)、楽しかったですよー。」
K子「それどこ?」
私「マダラオ。新潟の長野の間です。」
K子「そんな遠くに」長野が遠いって今まで話と矛盾するような気がするけど気にしません(笑)
私「まぁ泊りで行ったんで。スキー場で雪見ながら雪見だいふく食べたんですよ。(写真を見せる)」
K子「さむそう。」
私「この冬も行きますよ。たぶん日帰りですけど。」
とまぁ、リア充自慢をし続けて
K子「まぁ今の生活に不満なさそうなんで」
私「今はね。(実際不満だらけです。それを変える為にこのブログをしているわけで)」
実際私はリア充ではありませんが写真や動画が好きで他人より多く撮るのでリア充感を演出することは容易でした。ちなみにBBQ総勢70人も事実ですが人見知りの私は5人くらいしか話していません(笑)
1時間くらい話して解散、その後のボウリング大会の話も全くしなくなりました。
その他
その他にも
- 会社勤めは社長の人生を歩んでることだ
- 給料や休日は自分で決めてる?(写真の)彼ら全部自分で決めてる。すごく充実してる。
- みんなやりたいことを自分の収入の中でしか考えてない。本当はもっと自由に何かしたいはず。
- 日本人は働きすぎ
などどうしても私の不満を引き出したかったのでしょう(笑)
「そういう話どっかで聞いたことあるな」と言うと
K子「あっ(察し)どこで?」
私「本かなー、ネットかなー、誰かが言ってたけなー?」
K子「たぶん誰かが言ってたと思うよ。たぶん」
私「いや、本。本でそんなこと書いてるの読みました!」
K子「あーそっか」
容赦はしませんでした。と言うか私の話したことは全て事実なんで容赦も何もありませんが(笑)
結論
マルチのお誘いは生まれて初めてだったので、感づいたときはかなり焦りました。「これ友達が言ってたやつだ!」って感じで
あといろいろ質問されたのですが、それが面接みたいで…就活のトラウマ再来(笑)
「面接は嫌いなんやー!!」
K子は終始スマホで誰かと連絡を取ってました。おそらく親ねずみの指示を仰いでたのか次のカモと連絡を取っていたのかどちらかでしょう。
と言うか勧誘がへたくそ。そんなんじゃ誰も引っかからないと思うくらい。逆にかわいそうになりました。
と笑っていますが、もしこれが自分の友人だったり身内だったら笑い事じゃありません。
幸い?今回や赤の他人だったので、ほっといても問題ありませんでしたが近しい人間だと怖いなと思いました。
もう一つ言うと、今回はへたくそな勧誘でしたがもし口達者な人が相手なら引っかかるかもしれません。こういうのって自分は大丈夫って思っている人ほど引っかかると言いますし、、、
皆さんもこういった怪しい誘いには気を付けてください。
あまりに印象的な出来事なので4000字近く書いてしまいました。最後まで読んでくれてありがとうございました。