数か月前の話になりますが、私の地域でケーブルテレビの電波障害?があったらしくインターネットもテレビも使えなくなってしまいました。
その日は日曜日で、いつもなら起きたらテレビがついているのにその日はついていない。
Wi-Fiも繋がっていない。正直スマホがあるので有線のネットがつながらなくても問題なかったのですが、ちょうどいい機会なのでスマホも遠くに置くことにしました。
しかしテレビが好きな親は怒っていました。(笑)
静かな午前
愛用のウォークマンもつけず、録画した番組も見ない。何もしない。
こんなに落ち着いた時間を過ごしたのは何年ぶりだろうかと考えるほどでした。
窓から聞こえる車の音、話し声、鳥の声
普段テレビやパソコンにかき消されていた音が流れていて新鮮な気分でした。
本も読まずに音だけに意識を向けました。人間は目からの情報が8割を占めていると言われていますが何も見る物がないので必然的に耳に意識がいきました。
デジタルデトックス
皆さんはこの言葉とご存知でしょうか。その意味は
IT依存症を防ぐため、デジタル機器から一定期間離れる取り組み。
本来は通日にわたって行うことが多いそうですが私の場合は数時間だけでした。
それでもかなりリラックスした時間を過ごせたので短時間で十分かもしれません。そもそも今の時代数日間も電子デバイスに触れないのはほぼ不可能であって、もしできたとしても期間を過ぎたらリバウンドのように電子デバイスを見ることでしょう。
なので数時間で十分だと思います。
結論
この静かな午前は無駄でありながら有意義。自分の頭の中に思いを巡らせるだけのゆっくりとした時間でした。
電波障害というハプニングがきっかけでしたが、電子デバイスを見ている日と見ていない日ではここまで時間の流れ方が違うのかと驚きました。
意味の無いネットサーフィンは止めて、惰性でテレビを見るのを止めて、流れる時間に意識を向ける日を定期的に取ってみてもいいかもしれません。
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